事例紹介2

非親族の経営者が株式を取得して経営権を確立

  • MBO

  • 企業概要

    [所在地]
    札幌市
    [業 種]
    サービス業(ダイビング等レジャー関連事業)
    [売上高]
    1億6,000万円
    [創 業]
    昭和48年(1973年)
    [資本金]
    2,500万円
    [社長プロフィール]
    46歳、前社長とは血縁関係のない非親族の後継社長
    1年前に就任、持ち株比率 8%

    事業引継ぎの経緯

     現社長は、1年前に株式を8%保有して社長に就任したものの、親会社が60%を保有しており、実質的な経営権が持てないことから、3年以内に30%の株式を取得したいと考えました。ところが、取得資金を調達すべく金融機関に相談したところ、金融機関は社長個人への融資には難色を示したため、事業承継(株式譲渡)をどう進めたら良いか、当センターに相談にいらっしゃいました。
     当センターでは、2008年5月に成立した“中小企業経営承継円滑化法”に基づく金融支援措置の認定を受ければ、株式取得目的での日本政策金融公庫からの融資(事業承継・集約・活性化支援資金)を受けられると判断し、相談者と共に経済産業局、金融機関を訪れて交渉を開始しました。
     2016年2月、当局の認可を取得し、日本政策金融公庫からの融資を得て、親会社から10,000株の株式を購入しMBOが実行されました。これによって出資比率は親会社40.2%、現経営陣(現社長/前社長)45.6%となって経営権が確立され、名実ともに事業引継ぎが完了しました。

    MBOによる利点

    1. 現経営陣が経営権を確立(雇われ社長から実質経営者へ)
    2. 親会社が株式保有(40%)継続したことによる金融機関からの信用力維持
    3. 現経営陣が社業発展のため全力投球

    MBOって?

     Management Buy Outの略で、経営者がオーナー(創業者、親会社など)から株式を買い取って経営権を譲り受けることをいいます。当センターでは、資金調達のご相談や手続きのご案内など、譲り渡す側、譲り受ける側双方の支援に取り組んでおります。